K18YG?K10WG?    
意外と知らない金種について 


ジュエリーに使われる金属の種類、どれだけあるかご存知でしょうか??


よく聞く有名どころだと、K18YG(18金イエローゴールド)や、Silver925(シルバーきゅうにご)、Platinum(プラチナ)などでしょうか。

実際には、

K22YG、K20YG、K18YG(5:5)、K18YG(6:4)、K14YG、K10YG、K22WG、K20WG、K18WG、K14WG、K10WG、K22PG、K20PG、K18PG、K14PG、K10PG、Pt950、Pt900、Silver950、Silver925、Silver1000、PinkSilver...

更に配合によっては、

GreenGold、RedGold、青金、無垢ホワイトゴールド、そして最近よく見かけるようになった合金の14kgf(14金ゴールドフィルド)に、真鍮(blass)素材やチタン、アルミ、各種コーティング処理やメッキ加工、錫合金(TinAlloy)や銅素材....
などなど。

実に様々な金属素材が、使われています。

当然使う金属によって、最終的な仕上がりや金額、耐性などに違いが出てきます。



金種どうする?迷った時は。

ブランドやメーカーによっても様々ですが、オーダー商品などでは同じデザインの商品でも複数の金種が選べる場合があります。

それは、金属アレルギーへの対応だったり、手持ちのジュエリーとの色味を合わせたいニーズだったり、ご予算に応じて選べるようにと用意されています。

アレルギーがある方は、いろいろな金属の合金よりも、出来るだけ純度の高いプラチナや、ゴールド素材の方がアレルギー反応が出にくい事が多いです。
(実際には、どの金属に対してアレルギーがあるかわかりませんので、専門の病院で検査をして貰うのが今後ジュエリーと仲良く付き合っていくいい方法です。)

ピンクゴールドやホワイトゴールドで統一感を出したコーディネートをされたい方は、色の指定は欠かせませんよね。

でも1番多いのが、ご予算による金種選びだと思います。迷った時はぜひこちらを参考にしてみてください。


K18とK10 選ぶならどっちにしよう!

K18(18金)は、24金が純金100%なのに対して、24分の18=75%がゴールド、残り25%が銀や銅パラジウムなどを混ぜ合わせたものになります。

更に25%の銀と銅の割合によって、18金イエローゴールドや18金ピンクゴールドになったり、18金ホワイトゴールドになったりします。


それに対して、K10(10金)は、24分の10=約42%がゴールド、残り約58%が合金になります。

ですので、数字からも分かるように、ゴールドの使用比率が違う為金額にもだいぶ差が出てくる訳ですが、実際の使用に関してどういった違いがあるのでしょうか。


変色について

より純度が高いK18の方が、経年変化である変色が少なく、綺麗な状態を保とうと思った場合お手入れの手間がかかりません。ですが、使い込んだビンテージ感を出したかったりする場合、K10の方が変色が早いので向いているかもしれません。

変色するといっても、日常的に使っていただいている状態では数年単位での変色になりますので、そこまで差が無いと思います。

温泉などに頻繁に入る方は、硫黄の成分で酸化=変色が進みますので、K18がおススメです。


イエローゴールドの色味について

次に18金イエローゴールドと10金イエローゴールドの色味の違いです。

ゴールド比率の違いからも想像できる通り、より純度の高いゴールドの方が、ゴールド感がある色味になります。

10金になると、薄めカラーのイエローゴールドになってきます。こちらは好みの問題ですが、ベーシックな18金のゴールド色に対して、ナチュラルな優しい色味の10金カラーも人気があります。


  ピンクゴールドの色味について

イエローゴールドはゴールド純度で色味が変わりましたが、ピンクゴールドは合金部分で色味を調節しているのでそこまで18金と10金に色の違いは見られません。


  ホワイトゴールドの色味について

ホワイトゴールドはこれまで、高価なプラチナの代用品的に使われてきた歴史があります。ですので、最後の仕上げに、プラチナカラーのコーティング処理(メッキ)をかけるのが今でも主流です。

ですので、コーティング仕上げのされた18金、10金のホワイトゴールドの色味は全く同じです。


無垢ホワイトゴールドの色味

高価なプラチナの代用品的に使われてきたホワイトゴールドですが、近年のゴールド価格の高騰によって、プラチナとの金額が近づいて来ています。

その流れを汲んでなのか、ホワイトゴールドの魅力を前面に出していこうと、無垢のホワイトゴールドが商品化されるようになってきました。実際に、当アトリエでも、ブライダルリングなどで無垢ホワイトゴールドを展開していますが、少しアッシュ感のあるグレーカラーの無垢18金ホワイトゴールドは、明度の高いプラチナやコーティング加工された従来のホワイトゴールドだと少しジュエリー感に抵抗がある男性にとても人気があります。

また、少しビンテージ感をお好みの女性や男性にも真っ先に選ばれる色味です。

無垢ホワイトゴールドの色味でしたら、断然18金がおススメです。10金だとアッシュ感はそこまでなく、薄く黄色味がかったグレーという印象です。
 

強度の違い

最後に、18金と10金の強度の違いを比較します。

金は、純金の24金になると、叩いて金箔になってしまうほど柔らかい素材です。純金の延棒などは爪で跡がつくイメージです。

でも、ジュエリーにする場合、簡単に曲がったり傷がついたりしては困りますよね。

そこで、他の金属を混ぜ、ジュエリーに最適な強度を出したのが18金です。10金はもともと価格の観点から作られていますが、強度的には18金よりも合金率が高い為硬い素材です。

最適な強度とは、しなやかさと硬さのバランスですが、10金は少し硬すぎる為、割れやすい事がありますが、デザインによっては問題無いですね。

華奢で細いリングなどは、18金よりも硬い10金の方が変形しません。当アトリエオリジナルブランド、SHAFCAでよく使用している14金は、18金と10金の間を取っていて、細い華奢なリングにも強度としなやかさを持っていて向いていると思います。


最後に

ここまで18金と10金の[ 変色、色味、強度 ]の違いを見てきましたが、いかがでしたでしょうか?ご自身にあった金種が選択できれば幸いです。